スピリチュアルエピソード

スピリチュアルなMy体験談ブログ

初めて見た前世

夢にも関係あるエピソードですが、12歳位の時に初めて見た自分の前世のお話。

その夢とは、イメージとしてはヨーロッパのどこかの田舎町の森の中。

戦争で崩れた赤レンガの建物の中に、軍隊の小部隊で10名位で敵から身を隠している。

小部隊とは言え、狭い空間で息を潜めている圧迫感は恐怖だった記憶が。( ノД`)

私以外は軍服と同じ色のバッグを持っているのに、私だけ大好きだった赤いギンガムチェックにドナルドダックをパッチワークで縫い付けたバッグを持っている。

隊長が身軽に逃げれるように、持っているバッグはここに置いていくようにと命令する。私だけがドナルドダックのバッグを捨てたくないとこっそり持って行こうとして怒られている夢。そのうち敵が攻めて来て、銃撃戦になって目が覚める。いつも同じ銃撃戦の場面で目が覚めて、自分が死んだのかも助かったのかも不明。

祖母がボランティア霊媒師やゴーストバスターズをやっていた事もあり、怖くても心霊物の番組に興味があり、中学生になった頃、夜一人で心霊体験談のテレビを観ていた。

番組の冒頭、戦争の時の野戦病院で使われているような、シンプルなベッドが白い画面の中にボワァっと浮き出る感じの映像が何秒か流れた。

すると急に涙があふれて来て、止まらなくなった!!

「え?!なんで涙が出るんだろう?」と自分でも良く分からなくて動揺。

そして、泣いている自分を家族に見られるのが嫌だなと、誰もテレビのあるリビングに来なければ良いけど、とか冷静にいる中学生の私と、涙をガンガン流して悲しい気持ちの別人格が一緒にいる感じだった。

泣いてる私の頭の中には、まるで映画の様に森の中の野戦病院で瀕死の状態でテレビで見たのと同じ様に寝ている若い兵隊の姿の自分がいた。そこで死ぬと遺体は国には帰れないと知っていたみたいで、お葬式も無く家族や友達に別れの出来ない無念さ、若く孤独に死んでいく無念の悲しい感情と共に涙がいっぱい出た。

その心霊番組のベッドは米軍の放出品を買った視聴者の方からの投稿で、このベッドを買ってから夜うなされる様になったとかで、テレビに出た心霊鑑定の方がこのベッドで兵士が亡くなってその人の無念の思いが残っているとか言ってた気がする。

しかし、私にとってはテレビの内容より、映画の様に頭に流れた映像の方がインパクト大で、必死で見た情報や感情を処理しようとしてた。

その頃、前世を意識した事もなかったし、まさか勝手に見るとも思ってもいなかったのでビックリ!( ゚Д゚)

夢の中で見た風景と前世のビジョンで見た光景はほぼ同じ、夢では結末は見てなかったけど、前世のビジョンで死んだ事が分かった。。。

何の前触れもなく、準備も出来てないまま知ってしまった前世だったけど、小学1年生の時に大好きだった友達が喘息の発作で亡くなった時、彼のお葬式で、昨日まで優しく話していた彼が静かに横たわっているのを見て、もう会えなくなった悲しさで涙は止まらなかった。でも、一番強く感じたのは彼のお葬式で家族や友達が沢山彼の死を悲しんでいる事がとても羨ましかったと感じた事。

子供ながら、人のお葬式を羨ましいと思うなんて自分はどうかしてるのか?!と思った記憶がある。何年も経って、この前世のビジョンを見て、なぜ自分は人のお葬式を見て羨ましいかが理解できた気がした。

「死者の記憶をもつ子供たち」という、ドキュメンタリー番組を見た。

子供の頃、前世の記憶が残っている人たちは沢山いるんだと思う。

もちろん、前世を信じるか信じないかは人それぞれだし、あえて別に知らなくても良いと思う。

ただ、私やこのドキュメンタリーに出てきた子供達みたいに自分ではコントロール出来ない形で知ってしまう意味はあるんだと思う。

この戦場での夢は結末をビジョンで見てからは見なくなった。

そして、不思議と同じ頃、ドナルドダックのバックにも執着が無くなった。*1

前世療法では、無念の思いを持ってる前世の自分を癒して解放する必要がある。

勝手に自分の前世を見てしまうので、きちんとお勉強しました。^^v

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なので、前世療法については、またいつか。

 

*1:´∀`